SUN電装で製造しています

龍馬像が太平洋を遠く見つめる桂浜に続く海と仁淀川の合流近辺にある高知県春野町でアルコールブライン凍結機「フィンブル」を製造しています。

春野町は高知県内屈指のハウス園芸栽培地で、南は太平洋に面し温暖な気候に恵まれていることから土佐のデンマークと呼ばれています。

完全オーダーメイドが可能です

商品の形状や作業スペースに合わせて完全オーダーメイドが可能です。

冷凍させたい商品の形状は様々。

形状に合わせて、槽内を深くしたり浅くしたり…とお客様のニーズにお応えします。

また冷凍作業に使用する網カゴも商品に合わせた特注品となります。

アルコールブライン凍結機って何？

冷凍機（庫）と聞くと、ほとんどの方は扉を開けるとフワァ～と冷気が流れるのを感じる“冷凍庫”をイメージすると思います。

アルコールブライン凍結機は、ステンレスの大きな水槽の中に入ったアルコールを-33～-38℃に冷やし、冷凍したい商品を専用袋に入れ密封した物を冷やしたアルコール槽の中に漬け凍結させます。

液体は空気に比べ熱伝導率が20倍高いという性質があり、アルコールを攪拌させることにより素早く均一に冷凍させることができます。

その為、冷気が奥から手前に流れるエアー式冷凍庫のように奥と手前の温度差もないので冷凍ムラも起こりにくく、また扉の開閉による温度変化もありません。

特殊電気印加システム

冷凍する際に槽内に電流を流すシステムです。

電気印加の可能性はまだまだ未知数です。

弊社ではフィンブルご購入前にお客様と冷凍実験を行い、凍結させるのにベストな数値をお客様に見極めていただいております。

当初フィンブル導入時には特殊電気印加システムが必要なかったけれども、新商品の開発に伴い新たに特殊電気印加システムを導入したい…等にお応えして、後付けも可能です。

冷凍機をどう使いますか？

冷凍でも生と変わらない品質が欲しい

最大氷結晶生成温度帯（-5～-1℃）通過時間を従来のフリーザーより50～80％短縮することで食品内部での氷結晶の成長を抑制し細胞が破壊されることを防ぐことができます。それにより生とほどんど変わらない品質を提供することが可能になり商品単価のアップに繋がります。

自信を持っている商品をもっとたくさんの人に提供したい

アルコールブライン凍結機で冷凍すると、氷の結晶は食品内部にある細胞よりも小さいサイズで形成されるので、細胞を破壊せず凍結前とほとんど変わらない品質を提供することが可能になり、自信のある商品をたくさんのお客様に提供できるようになります。

旬の商品を提供できる期間が限られている

旬の食材は栄養価が高いのはもちろんですが、何より美味しい。そして旬の時期には収穫量も多いです。アルコールブライン凍結機で急速冷凍することにより解凍した時の匂い・色・品質低下の原因となるドリップが大幅に減少する為、他の冷凍機に比べ旬の味を保つことが可能となりました。その為、商品の安定供給ひいては出荷調整が可能になります。

冷凍装置の電気代を下げたい

扉を開けて冷気が逃げると、冷凍庫は温度を保つためにコンプレッサーを動かし電気を消費します。アルコールブライン凍結機は扉を開けても温度の上昇があまり起こらず、フィンブルでは断熱材を強化しているため低温を保ちます。電気代を抑えることこそ長年使っていただいく価値の差に繋がると私たちは考えます。